子宮体ガン
子宮ガンは子宮頸ガンと子宮体ガンに分けられています 子宮体ガンは子宮内膜にできるガンで、50~60歳代の女性に発症しやすい病気だと言われています。
子宮体ガンは子宮頸ガンと比べるととても少ないガンです。子宮ガンの大部分(80~90%)は子宮頸ガンで、子宮体ガンは約10%ほどです。子宮体ガンは子宮頸ガンよりも進行がおそく、治癒率も高いと言われています。子宮体ガンは高血圧の人、肥満の人、糖尿病の人がなりやすい傾向にあるようです。
子宮体ガンの症状は、少量の出血が長く続いたり、おりものの量が増えたり、おりものに血が混じっていたりします。閉経期ごろの女性に多いことから、更年期障害の不正出血や生理不順と間違われやすいので、発見が遅れがちだと言われています。なにか異常を感じたら早めに診察、検診を受けることが大切だと思います。
子宮体ガンは進行スピードがとても遅いので、一期(初期)の段階で発見されることが多く、治癒率も高い病気といえるでしょう。
治療方法は子宮の摘出手術が主流で、同時に卵巣も摘出します。症状により、放射線治療を用いたりホルモン療法が行われることもあようです。 一般のガン検診では子宮頸ガンが主になりますが、同時に子宮体ガンの検査を行うようにしたいものです。