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子宮頚管ポリープ

子宮頚管ポリープは子宮頚管に茎のような小さなコブができる病気です。一般的には良性のものなので治療も簡単です。

子宮頚管ポリープの原因は、子宮頸部の内膜にもともと炎症ができていたために粘膜が増殖してキノコ状に成長し、たれ下がってきてしまったものです。多くの場合このポリープは良性ですが、まれにガンやガンの前兆の場合もあります。発症しやすい年齢は40~50代で出産の経験のある女性によくみられると言われています。

子宮頸間ポリープの症状は、おりものが増え生理前に少量の不正出血があったりします。また触れると簡単に出血するので、性交による接触出血が発見のてがかりになっています。また全く症状がでない場合もあります。他には激しいスポーツをした後や排尿、排便時に出血することもあるようです。

子宮頚管ポリープの大きさはさまざまですが、小さなもので米粒ぐらい、大きいものでもソラマメぐらいの大きさだと言われています。

子宮頚管ポリープの治療は手術でポリープを取ってしまいます。通常のポリープであれば外来で簡単に取れるので入院の必要もありません。当日は少し出血しますが、痛みなども全くなく、安静にしていればほとんどの場合、翌日には出血も止まります。

子宮頚管ポリープは再発しやすいので、そのたびにポリープを摘出してもらうことが大切です。そのまま放置しておくとガン化する可能性もあるので、炎症を完全に治すことが大切だと思います。



 

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