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子宮肉腫

子宮肉腫は子宮筋腫とよく似た症状のため、子宮筋腫と間違われることがある病気だと言われています。子宮肉腫は発症率が低く数は少ないものの非常に悪性で怖い病気だと言えるでしょう。

子宮筋の中に腫瘍(コブのようなもの)ができると、それががだんだんと大きくなっていきます。ほとんどの場合は良性の腫瘍で子宮筋腫と呼ばれる病気です。しかし、わずかな確立でガン化してしまったものが子宮肉腫です。子宮肉腫は子宮体ガンなどと同じく、とても怖ろしい病気です。早期発見がなかなか難しく、進行が早く肺や腸に転移することもあるそうです。

子宮肉腫が発症しやすい年齢は40~50歳代といわれています。子宮肉腫の主な症状は、不正出血や多量の出血、過多月経、そして悪臭のあるおりものなどです。これらの症状が起こったときは、早めに精密検査を受けられることをおすすめします。

しかし、初期段階での診察では判断が非常に難しく、子宮筋腫と間違われやすいので「細胞診」まで受けられた方がよいと思います。

子宮肉腫の治療法は放射線での効果があまり期待できないといわれています。子宮と卵巣をすべて摘出し、その上で化学療法や放射線療法を行うことになります。さらに再発を防止するために抗ガン治療も行う必要があるでしょう。



 

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