流産
流産の原因はいろいろ考えられますが、妊娠初期の13週頃までに起きる流産の場合は、赤ちゃんに異常があるために流産してしまうことが多いようです。それ以外の流産は病気や不注意が原因で起きてしまうことがあります。たとえば、重い荷物を持ったり、激しい運動をしたり、精神的なストレスやショックなども流産をひきおこす原因になっていることもあります。
子宮に強い刺激が加わると、子宮が収縮を起こしてしまうので、できるだけ下腹部に力を入れないように心がけるとよいと思います。
流産の症状は出血と下腹部痛です。少量でも出血があるときは初期の流産がおきかかっている場合があります。それから、だんだんかたまりのような多量の出血がある場合は早めに診察を受けることが大切です。なるべく子宮に刺激を与えないように、静かに動くようにします。
激しい下腹部痛やお腹の張りが強く長い場合などは出血がなくても診察してもらったほうがよいと思います。
流産は早い時期に適切な処置をすることでくいとめられる場合があります。日頃から無理な運動は避け、異常を感じたら、安静にして早めに診察をうけることが大切だと思います。