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ステロイドの恐怖

毎日が不安でした。



そして、ステロイドを使い始めてから5ヶ月ほど過ぎたとき、

ステロイドを使ってもこの状態なら、むしろ使わないほうがいいのでは・・・?

と思うようになりました。



ステロイドが効かないなら、どうすればいいの・・・?


そんな疑問からアトピーのことをいろいろと調べはじめました。

アトピーの原因は色々な要素がからみ合って発症するといわれています。

そして、ステロイドの長期使用により、たいへんな思いをされている方が

たくさんいることも知りました。



参考本

『そっと涙をぬぐってあげる-アトピー性皮膚炎治療で廃人となった若者達』

江崎ひろこ著・かもがわ出版 1990年版より



<全身症状に苦しむ24歳の女性>

某日。夕方電話がかかる。出てみると、大阪府に住む24歳の女性からであった。

「本で読みました」と言ってから、彼女は自分の病歴を話し始めた。

「高校卒業と同時に全身に湿疹が出まして、それ以来6年間、毎日全身にステロイドを塗りました。

今、片目は失明しています。残る片目も緑内障で視野狭さくがあります。

それで、目を疲れさせないために手紙でなく電話にしたんです。

頭髪もほとんど抜けてしまって、かつらをつけています。生理もありません。

首のリンパが腫れて数回手術しました。
これ以上手術できないといわれています。

1か月に1 回は吐血してます。胃潰瘍らしいのです。.....」


私はすさまじい症状報告に、相槌を打つのが精一杯だった。

すがりつくような声ではあるが泣いてはいない。静かに彼女は言った。

「私、鼻と耳が溶けて、ないんです」思わず私は聞いていた。

「鼻と耳がない!それで聴こえるの?呼吸はできるの!?」

「ええできますよ。穴はあいてますから」どう返事してよいものやら、

受話器を持ったまま私はうろたえてしまった。

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