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アレルギーの検査と方法

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アレルギーの検査にはいろいろな方法がありますが、ここでは代表的な2つのアレルギー検査をご紹介しますね。

◇1 血液検査
アレルギーの検査では、まず一般的に血液検査がおこなわれます。アレルギー体質かどうかを血液中のIgE抗体と好酸球の数値から判断し、次にアレルゲンを特定します。ダニやハウスダスト、ペット、植物の花粉、細菌、食物などからアレルゲンが特定されます。しかしアレルギー反応が陽性なものすべてにアレルギー症状をおこすわけではありません。また逆にアレルギー反応が陰性なのにもかかわらず、アレルギー症状がでてしまうこともあるのです。アレルギー検査ですべてがわかるわけではないのです。アレルギー検査の結果よりも、生活のなかで実際にアレルギー症状がでているものをアレルゲンとして認識することが大切です。

◇2 プリックテスト
プリックテストは患者の腕や背中の皮膚を使っておこなうアレルギー検査です。アレルゲンを皮膚に注射針で刺して、アレルギー反応を起こすかどうか見る方法です。このアレルギー検査の前に、あらかじめ問診によって複数のアレルゲンを推定します。 そして前腕または背中の発疹のない肌にアレルゲンを針で刺していきます。しばらくすると陽性のアレルゲンの部分がみみずばれになって腫れてきます。このみみずばれの大きさによってアレルギー反応の大きさを測ります。 プリックテストは簡単で安全なアレルギー検査ですが、注射針を刺すため小さなお子様にはつらい検査になってしまいます。

アレルギー検査によるアレルゲンの特定は必要かもしれませんが、食物アレルギーなどの場合は検査結果がすべてではないので、実際の食生活のなかからアレルギー反応を起こしているものを排除していくことが大切だと思います。

最近では、自宅で簡単に行えるアレルギー検査もあるようです。アレルギー検査を受けるために、なかなか病院へ行く時間のない方にはおすすめの検査です。